最終改訂日:2026年10月18日
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この頁は、指定した日時における太陽と五つの古典惑星(水星・金星・火星・木星・土星)の地心視位置——視黄経・視黄緯・視赤経・視赤緯・地心距離・太陽からの離角・視等級・視直径——を与え、その瞬間の順行・逆行の状態を示す。
さらに、選んだ年の各惑星の衝(外惑星)または合(内惑星)と、二回の留の時刻を掲げる。留は順行から逆行へ、または逆行から順行へ移る点である。
時刻は北京時間(UTC+8)。星表は JPL DE421 で、位置は本サイトが自前で当てた級数から都度計算する。表引きも、外部の軌道要素表も使わない。
基準
現代の遡算であり、予測ではない。天文の参考のみで、占星・讖緯・吉凶の判断には触れない。
視位置とは地心の視方向である。光行時(惑星は光が離れた時刻の位置をとる)と年周光行差を含み、黄道座標・赤道座標はいずれも当日の真黄道・真赤道・真春分点に帰算してあるので、歳差と章動も入っている。当サイトの逆行窓の算出と同じ口径。
離角は惑星と太陽の真の角距離であり、黄経の差ではない。衝と合は視黄経の差で別に判定する。外惑星は 180° で衝、内惑星は 0° で合、うち惑星が日地の間にあるものを内合、太陽の向こう側にあるものを外合という。
状態欄は視黄経の日変化率による。正なら順行、負なら逆行。変化率の絶対値が一日一分角未満のとき「留」と記す。留は一日か二日続き、表に載せるのは変化率が零を横切る瞬間である。
視等級は《天文年暦》に載り、Meeus『Astronomical Algorithms』第 41 章に採られた経験式による。日心距離 r・地心距離 Δ・位相角 i を変数とし、土星は環面の項を加える。視直径は赤道半径と地心距離から 2·arcsin(R/Δ) で出す。
北京民用時は本サイト自前の ΔT 年表で TT に直してから計算する。ΔT は 1900 年ごろ −2 秒、2026 年ごろ 69 秒、2050 年ごろ 71 秒。閏秒と UT1−UTC の一秒未満の差は補正しない。
座標系は、日心位置が黄道 J2000 の固定系(J2000 平均黄赤交角 84381.406″)、当日の真黄道・真赤道への二つの回転行列も DE421 から当てた級数である。歳差章動の公式は評価しない。
境界
DE421 の覆う範囲は 1899-07-28 — 2053-10-08。本頁の入力は 1901-01-01 — 2052-11-20 に限り、すべてその範囲に収まる。範囲の外へは外挿しない。
級数の精度:1901—2052 の全期について JPL DE421 の視位置(光行時と光行差を含む)と日ごとに突き合わせたときの視黄経・視黄緯の最大偏差を下に示す(視赤経・視赤緯も同程度)。これは模型の精度であって、観測の精度ではない。
水星 0.94″、金星 2.47″、火星 2.97″、木星 0.18″、土星 0.16″、太陽 0.44″(太陽からの離角が 10° を超える標本のみ)。合の前後では、太陽による重力光線偏折を入れていないため大きくなる。全期の最大は 8″ 未満。
留の時刻は視黄経の日変化率が零を横切る瞬間である。外惑星は留の近くで変化率がごく小さく、この時刻は本頁で最も模型誤差に敏感な量になる。DE421 との差は、水星・金星・火星でおおむね一分以内、木星・土星では十分ほどに達する。衝と合の時刻は一分以内である。
地心からの視方向である。地上観測者の日周視差と大気差(地平付近では 34′ に達する)は入れていない。ある地点のある時刻の地平座標と出没は、観測地欄と天象予告欄の各頁を見よ。
視等級は計算値であって実測ではない。位相・環面の傾き・自転の影響で、ふつう ±0.1 から ±0.3 等の幅がある。土星は環面が横向きに近いとき、さらに大きい。
小惑星・彗星・衛星・準惑星は扱わない。月の出没は別の頁にある。
本頁は幾何と時刻だけを与える。吉凶の断はしない。
参考
JPL DE421 惑星暦(本サイトで自前に当てたもの。外部の軌道要素表は使っていない)。
国立天文台暦計算室「暦象年表」惑星視位置(対照用。時刻は日本標準時 UTC+9)。
中国科学院紫金山天文台《中国天文年暦》惑星視位置表(対照用)。
Meeus, Astronomical Algorithms, 2nd ed., ch. 22–25、33、41。
関連ページ:天象予報 | 各地の月の出入り | 各地の日の出入り・南中・薄明 | 月食一覧(1900—2052) | ユリウス日